豊胸術「幹細胞脂肪注入法」って?

脂肪注入の一種である、「幹細胞脂肪注入法」についてご紹介します。

幹細胞脂肪注入法は「セリューション豊胸」とも呼ばれ、今注目されている施術法です。

幹細胞脂肪注入法はまず身体から脂肪吸引を行います。太もも、お腹、ヒップから吸引する方が特に多いようですね。その後、通常の脂肪に加えて、これから脂肪細胞となる「脂肪幹細胞」を同時にバストに注入。こうして理想的な大きさの胸を形成するのです。

ポイントは「幹細胞」!

幹細胞脂肪注入法注目すべきは、「幹細胞」。

幹細胞とは、いろんな細胞に変化する能力があり、何度も分裂を繰り返して増殖する能力がある特殊な細胞のこと。医療現場でも皮膚や骨などの再生に用いられているようです。

脂肪細胞が生着するために最も重要なことは、血液から栄養をもらうことですが、幹細胞は脂肪細胞に血液を送るための血管となり、脂肪細胞の一部を構築。そのため、脂肪細胞は幹細胞によってしっかり生着するようになるのです!

この性質から、「成長するバスト」とも呼ばれており、生着率は50%~80%ともいわれています。

何よりも大切なのは、その幹細胞をいかに高精度に抽出できるかということ。クリニックによって、遠心分離機を使う、独自で開発したフィルターを使うなど、あらゆる技術があります。どういった技術を採用しているかは、ホームページやカウンセリング時確認しておきましょう。

幹細胞脂肪注入法のメリット

従来の脂肪注入法では、脂肪吸引を行う部位にある程度の脂肪がなければ無理でしたが、幹細胞脂肪注入法なら生着率が大幅にアップするため、少ない脂肪でもボリュームアップが可能です。

そのため、痩せ型の方にも、対応できる施術法なのです。

一度脂肪が生着すると、そのまま留まるため、一時的な効果ではなくそのまま持続します。自身の細胞を使用しているため、もちろんアレルギーや拒絶反応なども起こりません。

幹細胞脂肪注入法のデメリット

幹細胞脂肪注入では、飛躍的なバストアップはできないといわれています。1カップ以上アップしたいのであれば、プロテーゼ挿入の方が向いています。

また、生着率は高いといわれていますが、かなりの個人差があるというのは知っておかなければいけません。従来の脂肪注入と変わらないということもあるそうです。

生着率は、クリニックの技術や医師の技量によって大きく変わってきます。どれだけの実績があるか、しっかりと確認してから手術を受けるようにしましょう。

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