豊胸してるとマンモグラフィーが受けられない?

ここでは、豊胸手術をおこなった女性が不安に思う、マンモグラフィーなどの乳がん検査についてご紹介します。

豊胸してるとマンモグラフィーを使えないって本当?

▶都内に住む主婦です。豊胸をしていると、マンモグラフィーは使えないって本当でしょうか?先日、自治体から乳がん検診の案内がきました。乳がん検診は全く受けたことがなかったので、やっておかなきゃ!と思ったのですが、その案内に唖然としてしまいました。そこには、「豊胸手術をしている方はマンモグラフィーによる検診はお断りさせていただいております」と書いてありました。豊胸手術を受けた病院では、あらゆる質問をしたつもりです。がんになる可能性は高くなるのか、とか、授乳には影響はあるんですか、とか。術後生活に全く支障がないということを確認してから手術を受けたのに、「乳がん検診は受けられない」という事実は一言も話してくれませんでした。
その案内を見てから、乳がん検診をしてくれる病院に問い合わせをしたんですが、どこからも「バッグを破損してしまう恐れがあるのでお断りしている」と言われてしまいました。私はこのまま、乳がん検診を受けられないのでしょうか?

豊胸バッグを入れている方が乳がん検診を受けるには

マンモグラフィー検診豊胸手術の種類によって異なるのですが、脂肪注入やヒアルロン酸注入による施術の場合は、マンモグラフィーは受けられます。ただ、バッグによる豊胸だとやはり断られることが多いようです。

一番の理由は、バッグを破損してしまう可能性があるからです。

例えマンモグラフィーを受けられたとしても、受けたときに平べったくなってしまったり、形が変形してしまったりすることが考えられます。
破損のリスクはありますし、破損への保証はほとんどの場合ないようです。

また、マンモグラフィーで検査した場合、バッグは真っ白に写ります。乳がんもまた同じように白く、淡い色で写りますので、豊胸バッグの下に乳がんがあったとしても、見逃してしまうことが多いのです。

ですので、乳がんになっているかどうか確かめられるのは、写真上バッグと重なっていない部分だけ、ということになります。そのため、バッグを入れている方への乳がん検診は、エコーと触診のみということが多いようですね。

ただ、FDAによると、「豊胸手術を受けた方は、手術3年後にMRI検査を受けるべき。その後は2年ごとにMRI検査を受けるべき」と発表しています。バッグが破損していても気づかないことも多いので、バッグの状態を確かめるために受診してください、ということらしいですが、乳がんチェックも同時にすることができるので、MRIという選択もあります!むしろ、一石二鳥ですよね?

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