豊胸手術法「バッグプロテーゼ豊胸」って?

コヒーシブシリコン多くのクリニックで取り扱っている、最もポピュラーな豊胸手術は「バッグプロテーゼ」による施術だと思います。

「人工乳腺法」や「インプラント」とも呼ばれています。

バッグプロテーゼ豊胸というのは、豊胸バッグを乳腺下や大胸筋下に挿入する豊胸手術のこと。

バッグの種類には、生理食塩水、ハイドロジェル、コヒーシブシリコンなどがあり、乳腺や脂肪の状態、骨格、バストアップの希望サイズなどによって使い分けます。最近最も主流なのが、コヒーシブシリコンでしょう。

形もそれぞれで、特徴もメーカーによって異なりますので、医師と相談しながら最も希望に近いバッグを利用するようにしましょう。

また、安全性も考慮して、FDA認可のバッグを選ぶようにしましょう。

バッグの種類

■コヒーシブシリコン
コヒーシブとは「拡散しない」という意味があり、シリコンの凝集率を高くして、バッグが破れても体内に拡散しないような工夫が施されているので、安全性が高いといえます。
■生理食塩水
生理食塩水を使用したバッグのこと。生理食塩水は血液と同じ浸透圧に調整された代用血液のことで、点滴や麻酔液を薄めるときなどによく使用されているものです。人体に悪影響を及ぼすことは考えられないといわれています。
■ハイドロジェル
少し前まで最も人気が高かったタイプのバッグです。バッグの破損があっても体内に吸収されるから安全だといわれていましたが、年月が経ったジェルは液体になってしまうことがわかっており、最近ではあまり使用されなくなりました。

シリコンバッグの形状

表面に大きな違いがあるバッグは、「テクスチャードタイプ」と「スムースタイプ」の2種類です。

・テクスチャードタイプ
表面がざらざらしているタイプ。その凹凸が皮膜とバッグの間にスペースを作ることによって、マッサージが不要だといわれています。
・スムースタイプ
表面がつるつるのタイプ。マッサージが常に必要なバッグです。

バッグプロテーゼ豊胸のメリット

バッグは、ヒアルロン酸や脂肪注入などの注入法と比較すると、吸収されて小さくなることはないということがメリットです

吸収されてしまった場合は繰り返し注入する必要がありますが、そういった面では一度挿入したら大きさの変わらないバッグの方がリーズナブルです。

バッグプロテーゼ豊胸のリスク

シリコンバッグの破損時々、バッグが破裂したという話を耳にしたことがあるかもしれませんね。

バッグが破裂してしまうと、バストがしぼんでしまうだけでなく、内容物によっては身体に悪影響を及ぼすこともあります

安全性が認められているバッグでは漏れても安心というものばかりですので、万が一のことを考えて、漏れても身体に影響を及ぼすことのないものを選びましょう。

また、身体に異物を入れる施術なので、拒絶反応を起こすこともあります。

そんなことがないよう、カウンセリングをじっくりと行い、確実に安全性を確かめてくれる医師を選びましょう

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